修了生の声
LEC会計大学院で得たことは大きく2つあります。1つ目は、本会計大学院では税法以外にも様々な分野の科目が配置されており幅広く履修したことにより、普段はなかなか勉強できない経営や金融などの知識まで得ることができたことです。それが、現在経営者からの相談に対応する際に非常に大きな力になっています。中でも管理会計は、大学院に入学してその面白さを知りました。2つ目は、特に独立をしてから実感していることですが、税法を条文・判例ベースで読む力がついたことです。事務所に勤務をしていた時は、自分の考えたことを所長が判断するという後ろ盾がありました。それが独立をすると全くなくなり、当然ながら、迷った時には全て自分で決めなければならず、責任も自分で取らなければなりません。結局、最後に頼れるのは「税法」で、迷ったらとにかく条文を読み、判例を調べて、その上で判断をしていくことになります。物事を徹底して調べたり考えたりする力は、大学院で本当に身につきました。大学院で修士論文作成に取り組まないまま独立していたら今頃どうなっていたか、いったい何を頼りに判断を下すのだろうかと考えると非常に怖さを感じます。