紀要第18号

LEC会計大学院紀要第18号(2021年4月16日発行)

慶松勝太郎先生特集

本学副学長慶松勝太郎先生が2020年3月、LEC会計大学院をご退任されました。
2005年の開学以来、ご専門となる経営分野の講義の他、租税法修士論文指導でも多くのご尽力をいただきました。
約40年に亘る大企業でのご経験と、その後の中小企業における経営者としての豊富な実績をお持ちの慶松先生は、ご退職後、大学院に進学され博士(経営学)の学位を取得されています。
本学で担当いただいた経営学・経営事例研究の授業では、学生との議論を楽しまれながら、先生がお持ちの知識とご経験を存分にお伝えいただきました。
2017年2月の経営学最終講義には、感謝の気持ちを伝えたいと多くの修了生が駆けつけ、講義終了時には花束と色紙の贈呈が行われました。
そしてとりわけ多大なるご貢献をいただいたのが、2010年4月にスタートした租税法修士論文指導です。
多くの社会人学生を抱え混沌とした指導状況の中、誰よりも現実的に課題を見極め、必要な措置を具現化し、ゼロから体制の基盤を作ってくださいました。
慶松先生ご自身も、構成指導担当として多くの学生を指導され、慶松先生が発案された修士論文における形式面での型は、現在まで脈々と受け継がれています。
慶松勝太郎先生、14年の長きに亘り、LEC会計大学院を支えていただき誠にありがとうございました。
ここに心からの感謝を申し上げます。

インタビュー

慶松勝太郎先生 経歴紹介

座談会

修士論文指導の思い出
―慶松勝太郎先生を囲んで―

書籍紹介

『企業独裁者』
(LEC会計大学院叢書第2巻)慶松勝太郎著
小山 登

論文

FD報告

座談会

アカデミック・ライティング担当教員による座談会 ―本学におけるライティング教育への取り組み―

随筆

ある「ガイジン」のはなし 劉 昊