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1:常に勉強していないと遅れるという感覚をすごく持っていた

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諸井 皆さんは既に会計の専門家として活躍しておられるわけですが、さらにLEC会計大学院にて学ぼうとされた動機について伺えたらと思います。

丸茂 私はずっと会計事務所で働いており、ちょうど財務諸表論の試験が終わったのが1997年でした。そして1998年から会計ビックバンで時価会計が入り、その渦中で、仕事をしていて分からないことが結構出てきたりして、仕事をこなす中で忸怩たる思いが積もっていきました。最新の知識を自分の中に入れないとこれからついていけないだろうなと感じていた矢先に、LEC会計大学院を知り入学を考えました。

内村 私の場合には、年齢的にもう60歳まで5年しかないと考えた時、ここでちょっと勉強したいなという気持ちが起きたんです。税理士試験の科目にない勉強、例えば管理会計や監査論、特に企業法などですね。それをまず勉強したいな、と思いました。もう1つは、恐れ多くもと言いますか、チャンスがあれば公認会計士試験を受験してみたいなと。会計大学院を修了すると、短答式試験3科目の免除申請ができるので。これがやはり魅力でしたね。

丸茂 私にもそれは魅力でした。

内村 そんな感じで動機と魅力が結びついてすーっと入学したという感じです。今、その選択をして間違いはなかったと思っています。


諸井 LEC会計大学院を選ばれた理由はなんですか?

内村 自分は小さいながらも事務所持っていますので、やはり授業が夜間と土曜・日曜にあるというのがナンバーワンの理由です。幸いにして、私の自宅が船橋で水道橋まで50分程度ですし、事務所が新橋でまた近い。その2つが選択の際の魅力でした。

諸井 飯田さんはいかがでしょうか。

飯田 ちょうど会社法が変わるという時期でそれを勉強したかったということです。私が税理士試験に合格したのが2005年。続けて勉強していかないと自分の中でダレてしまうという気持ちがありました。そこで、学習する場を探していたところに、会社法も会計も学べるLEC会計大学院と出会いました。資格をとったところがスタートラインだ、ということを身に染みて感じていたので、続けて勉強する習慣をつけて、それを逃さないようにするというのが大きい要因でした。


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諸井 皆さん、税理士試験はいつ頃お受けになったんですか?

内村 私は簿記論と財務諸表論に合格したのが32、3年前です。ですから、この大学院に入学した際も知識としては全く駄目でした。例えば大山先生の簿記論Tの中で、昔は「手形割引料」というのがあったんですが、今はもうそんなのないんですね。「売却損」なんです。

丸茂 僕も「割引料」です。

飯田 「割引料」ですよね。

内村 だから大山先生に知識を修正してもらいました。それと我々の頃には税効果会計がありませんでした。そんな感じですから、もう全然駄目なんです。相当な陳腐化でした(笑)。

丸茂 私は1997年に合格しましたが、1998年からキャッシュフローが出題範囲に入り、また1999年からは税効果が入ると。それで、合格するなら今のうちだ、範囲が広がる前でないと大変なことになっちゃうと言われたことを思い出します。

飯田 私は1999年に合格したのですが、連結が入る前に合格しようと言われていました。

一同 なるほど(笑)

諸井 どんどん範囲が広がって難しくなりますね。これから益々そうなるでしょ。

丸茂 ですから、常に勉強していないと遅れるという感覚をすごく持っています。だからLEC会計大学院に入学して勉強したかった、というのが私の動機です。税理士試験の出題範囲がどんどん広がっていくということは、それだけ税理士に求められるものが広がっていくということであって、試験に合格したからといって、その後勉強しなかったら全然対応できないですから。