在院生の声
田中 耕太朗さん

プロフィール

田中 耕太朗さん
  • 2024年[秋]入学 税法コース

プロフェッショナルとしてのキャリアをいち早く築くために
オンライン大学院は最良の選択

大学院進学を決意した経緯

現在、税理士法人に勤務しています。税理士試験の3科目目に合格したのは約9年前のことでした。「残りの税法2科目を1年でも早くクリアして、一気に税理士資格を取得したい」。当時はそう意気込んでいたものの、日々の仕事と家族との時間、その「はざま」で、現実はそう甘くはありませんでした。仕事、家庭、受験勉強。これらをすべて両立させ、予備校に通いながら過酷な競争に打ち勝つことは私にとって非常に厳しく、気がつけば受験申し込みすらできない状態が長く続いていました。
「このままで本当に良いのだろうか」そんな焦燥感を抱えていた時、真剣に検討し始めたのが、会計大学院に進学して税法2科目の免除(研究認定)を受けるという道でした。

数ある大学院の中で、私がLEC会計大学院を選んだ理由は大きく2つあります。

1つ目は「オンライン履修」であることです。限られた時間の中で効率よく学びを組み込むためには、オンラインであることが絶対条件でした。何より繁忙期においても仕事の質を落とすことなく、実務をこなしたいという強い思いがありました。
2つ目は「充実した指導体制」です。これまで本格的な論文など一度も書いたことのない私が、国税審議会の審査に耐えうる数万字もの税法論文を本当に書き上げることができるのか、大きな不安がありました。しかしLEC会計大学院では、3人の先生方がひとつのチームとなって一人ひとりに寄り添い、「マイルストーン管理」によって毎週進捗状況を共有する体制であることを知り、自分に合ったきめ細やかな指導が受けられると確信しました。特に、学術的文章作成のためのトレーニングを徹底的に行う「アカデミック・ライティング」という授業がある点は大変魅力的でした。「ここなら、私でも最後まで走り抜けられる」。そう確信し、私は入学を決意しました。

オンライン履修のメリット

オンラインによって効率よく時間を使い、仕事と家庭との両立が可能になる一方で、当初はオンラインならではの「孤独感」や「モチベーションの低下」を心配していました。しかし入学から1年7カ月が経過した今、オンライン履修はメリットしかなく、デメリットは一切感じていないと断言できます。
例えば、大学院では半年に一度懇親会が開催され、普段は画面越しに顔を合わせている先生方や仲間と、実際に対面で語り合うことができます。懇親会で意気投合した方々とはその後も交流が続き、例えば東京や大阪での自主的な集まりに発展することもあります。論文執筆の苦悩、仕事の壁、時には人生の悩みなど、同じ目標に向かって泥臭く頑張っている仲間だからこそ、あっという間に胸襟を開き、距離を縮めることができます。孤独どころか、全国に多様なバックボーンを持つ素晴らしい仲間ができました。
共に励まし合える仲間がおり、懇親会で在学中の先輩や卒業生の方々から生きた体験談を聞くことで、自身の成功へのビジョンが明確に見えてきます。ここで築いた人脈は、私の今後の人生や仕事を必ず豊かにしてくれるものだと確信しています。
さらに本大学院では、先生方に個別に相談できる「オフィスアワー」という制度があります。論文執筆の過程で悩みや疑問点は必ず出てきます。私はこの制度を大いに活用しており、論文を前へ進める大きな助けとなっています。

興味深かった授業科目

当初の動機は、もちろん「税法免除」でしたが、実際に入学してみると、実務に直結する魅力的な授業が数多く用意されていました。絞るのは難しいですが、特に印象に残った授業を3つに分けてご紹介します。
1つ目は「租税法事例研究」です。一言でいえば「アツい授業」です。実際の判例を通して法理論を学ぶのですが、単に聴講するだけではなく、自身の考えを述べ、先生や学友と議論を交わします。何度も発言の機会があるため「度胸」がつきますし、考えたロジックを瞬時に言語化する素晴らしいトレーニングになりました。
2つ目は「管理会計」です。これまで体系的に学んだ経験がなかった私でも、非常にスムーズに理解を深めることができました。「なんとなく」知っていた知識が確固たる理論として再構築され、実務における強力な後ろ盾となりました。また、エクセルの効果的な使い方のレクチャーなど、明日からすぐ使える実践的な知識を得られたことも大きな収穫でした。
3つ目は「経営学」と「ファイナンス論」です。これらは現在の業務に今すぐ直結するものではないかもしれませんが、今後税理士として経営者の方々の良きパートナーになるためには、知っておくべき必須の知識です。大学院に入学していなければ深く触れる機会は一生なかったかもしれず、非常に有意義な時間となりました。

税理士試験とは異なる学び

最大の収穫は、何よりも「論理的思考力」が身についたことです。論文指導の過程で先生から「マインドマップ」の活用をご教示いただきましたが、これを実践することで、格段に論理的かつ俯瞰的に物事を捉えられるようになりました。思考を整理し、それを「スムーズに言語化できる」という効用は、今後の実務において複雑な事象を経営者の方々に分かりやすく説明する場面でも、私を助けてくれる武器になると感じています。
単なる暗記や計算のスピードが求められる受験勉強とは異なり、大学院では「条文を解釈し、判例を調べ、先行研究を深く理解し、自らの頭で税務判断を導き出す力」が養われます。さらに、それを的確な文章で表現する「文章力」も鍛えられます。これらはすべて、AI時代に税理士が実務で生き残るために必要不可欠なスキルではないでしょうか。
そして、論文など書いたことがなく不安だらけだった私を力強く牽引してくれたのは、やはりLEC会計大学院の手厚い指導体制でした。3人の先生方がチームとなって伴走してくださり、「マイルストーン管理」によって自然と学びと行動のスイッチが入る仕組みになっています。どんなに忙しくても毎週必ず進捗を報告し、草稿を提出する。「ほんの少しだけでも前に進める」という習慣が完全に身についたのは、論文以外の仕事においても大きな財産となりました。
そして入学直後に受講する「アカデミック・ライティング」の授業も、これまでの人生では知り得なかった論文執筆のための基礎スキルや作法を学べる、充実した時間になると思います。

将来の目標、今後の抱負

私の目指す税理士像は、プロフェッショナルとして税法や税務判断に精通していることはもちろん、様々な課題に直面して孤独に闘っている経営者の方々に対し、自身の知見を活かして課題解決まで深く寄り添うことができる税理士です。学ぶべきことは多いですが、LEC会計大学院の卒業生として恥じないよう、社会に貢献し、経営者の方々と共に成長できる税理士として活躍することを強く夢見ています。

大学院進学を検討中の方へメッセージ

私は、長く受験勉強に浸かっていたため、「何が何でも試験で5科目揃えなければならない」という強いこだわりを持っていました。そのため大学院という選択肢を見て見ぬふりをしてきました。しかし一方で、キャリアに対する不安や葛藤も常に抱えていました。
今、進学をためらっている方の中にも、私と同じような思いを抱えている方がいらっしゃるかもしれません。もちろん5科目合格は素晴らしいことですし、魅力的な選択肢のひとつです。しかし私は、「人生は一度きり。試験に合格するまで諦めないのも良いが、それよりも優先すべきなのは、一日でも早く税理士資格を取得し、プロフェッショナルとしてのキャリアをいち早く築いていくことではないのか」と考えを改めました。
2年間という貴重な時間とエネルギーを費やすのであれば、ぜひLEC会計大学院の門を叩いてみてください。そこには、試験勉強だけでは得られない充実したカリキュラムと熱意ある先生方、そして一生モノの仲間との出会いが待っています。ここで吸収する知識と経験は、皆さんの今後の仕事と人生を、間違いなく豊かで充実したものにしてくれます。皆さんが新たな一歩を踏み出されることを、心から応援しています。

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