在院生の声
川口 昌代さん

プロフィール

川口 昌代さん
  • 2023年[秋]入学

税務・法務・会計に精通した税理士として
経営者に寄り添い地域の発展に貢献したい

大学院に進学してよかったこと

同じ目標に向かって一緒に勉強のできる仲間に出会えたことです。税理士資格の取得を目標に、仕事と試験勉強を両立してきたこの数年間は、想像以上に過酷で、孤独との闘いでした。しかし、今では、同じ目標に向かって思いを共有できる仲間や、豊富な知識を持つたくさんの先生に出会うことができ、毎日楽しく勉強ができています。進学を決意してよかったと心から思っています。

オンライン履修に感じるメリット

税理士資格取得に向け大学院への進学を検討していましたが、地方在住のため、働きながら通学できる大学院がありませんでした。通信制であってもスクーリングが必要なことが多く、働きながらの進学は難しいのだと諦めていました。そんな時に、全てがオンラインで受講可能なLEC会計大学院の存在を知りました。

LEC会計大学院では、入学試験や授業、論文指導まで全てがオンライン化されています。そのため、居住地や、自宅や職場などの場所に制約を受けることはありません。さらに、カリキュラムも平日の夜間と土日に集中しているため、仕事との両立にも配慮されています。地方に住んでいながら、効率的にたくさんの専門的知識を学べることは大きなメリットだと感じています。

税理士試験の受験勉強との違い

税理士になる目標に向かって自己研鑽してきたつもりでしたが、実務においては、個別具体的な税務上の課題に対処するため専門書を読むことはあっても、体系的に法律を学ぶ機会はありませんでした。そのため、実務では場当たり的に対処してきたことも多くあったように思います。LEC会計大学院にはたくさんの科目が用意されているため、税理士試験にはないような法律も体系的に学び、正確な知識を習得することできます。さらに、経験豊富な実務家の先生が行う講義は、実務に直結した内容となっており、今後の仕事に繋がる大きな力を養うことができていると感じています。

オンラインでの修士論文指導

LEC会計大学院の修士論文指導は、2年間を4つのステージに分け、マイルストーン管理されています。各ステージの到達目標が定められており、いつまでに何をすべきかが明確に示されています。さらに毎週、論文草稿を提出し、主査・副査の先生から指導を受けながら進めていくため、不安や疑問をその都度解消し、着実に書き進めていくことが可能です。入学当初は5万字を超える論文が自分に書けるのか不安でしたが、税法解釈からライティングの方法まで相談でき、かつ、たくさんの方に支えて頂くことで、少しずつですが、論文の完成に近づいていることを実感しています。

将来の目標、今後の抱負

私の目標は、地域を支える中小企業の課題に寄り添える税理士となることです。少子高齢化のあおりを受け、後継者不足による廃業を検討する経営者の声を聴く機会が多い中、廃業ではなく事業を存続するための選択肢を提供できるノウハウを身に付けたいと思ったのが、税理士を目指したきっかけでした。LEC会計大学院での学びは、税務、法務、会計に精通した税理士になるためには必要不可欠であると実感しています。ここでの2年間の学びを生かし、経営者の希望に寄り添える税理士となり、今まで暮らしてきた地域の経済に貢献していきたいと思っています。

大学院進学を検討中の方へメッセージ

社会人として大学院で学ぶ2年間は、学問的な観点から法に対する理解を深め、自らの課題を発見し、新しい知識を身に着けることのできる貴重な時間になることは間違いありません。ただそれは、どの大学院でも可能なことだと思います。一方、実務に直結した内容を経験豊富な専門家の先生から直接指導を受けることができる大学院は多くないはずです。さらに、LEC会計大学院ではこれら全てがオンラインで完結します。LEC会計大学院での2年間は、今の生活や仕事を変えることなく、税理士資格取得後の実務において、様々な問題を解決していくための力を蓄えることができ、かつ、教授や仲間との出会いを含め、得られるものの大きい、有意義な時間になると思います。

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