藤田 隆行(ふじた・たかゆき)
- 兼任講師
| 担当科目 | マーケティング論 |
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学生へのメッセージ
私は、日系企業と外資系企業、同業界のトップ企業と最下位企業、営利企業と非営利法人、上場企業とベンチャー企業など、あえて対照的となる企業や組織で働いてきました。それらの企業や組織においてはBtoB・BtoCのマーケティングを主としながら、時には営業に携わり、また、両業務に関する経営レベルの意思決定にも関わってきました。
授業では、こうした現場で得たリアルな経験とアカデミックな理論を結びつけながら、学生の皆さんが「実務における理論の活かし方」を身につけられることを目指します。
略歴
外資系広告代理店(メディア・プランナー、ストラテジック・プランナー)、安全保障分野の輸入専門商社(ゼネラル・マネジャー)、大手信託銀行2社(チーフ・ファンド・マネジャー)、公的年金(チーフ・インベストメント・オフィサー)など、多様な業界でマーケティングに関わってきました。
この中で長く従事したのは内外株式の運用です。マーケティングとは関係がない職種と思われるかも知れませんが、投資先企業の価値は利益を基に計算しますし、その利益は売上が基になっています。こうした売上や利益の評価には、経営層、事業部、現場の各レイヤーで行われているマーケティングの分析が不可欠となります。また、自分が運用するファンドのプロモーションや新ファンドの企画、開発においては、私自身がマーケティングの担い手になっていました。
最後に学部生時代の話ですが、国際協力系NGOのオフィスで働いた経験もあります。青山学院大学大学院経営学研究科博士後期課程(在学中)。
著書・論文
- 1997年1月 共訳 Donnelly, Douglas J. (1992), The Money Monarchs: The Secrets of 10 of America's Best Investment Managers, Irwin Professional Publishing, Chicago. (三菱信託銀行証券投資研究会訳(1997)『投資のプロたち:アメリカの10大投資顧問会社にみる成功の秘訣』産業能率大学出版部)
- 2001年 単著『ブランド・エコロジー』課題研究論文(青山学院大学 国際政治経済学研究科)
- 2025年3月 単著『初期マーケティング科目の設置過程に関する研究の課題と方法』青山社会科学紀要
- 2025年9月 単著『ミクロ・マーケティング科目の誕生過程に関する研究(科目系統化史1) ― University of Pennsylvania, Wharton Schoolの事例―』青山社会科学紀要






