在院生の声

椿 学さん

プロフィール

  • 2019年[春]入学

椿学さん

論文作成には自主的姿勢が不可欠
税務の勉強に集中する貴重な2年間

このサイトを見ている皆さんは、税理士を目指しすでに勉強を始めていて、もしかしたらいくつか科目合格もされているという社会人の方々であろうかと思います。かく言う私もそんなひとりでした。そんな皆さんに少しでも役立つようなアドバイスができればと思っています。
皆さんの目標は、税理士資格を取得することかと思います。税理士資格を取得するためにはいくつかの方法があります。税理士試験を受験して5科目に合格するという方法が一番ポピュラーかと思われます。私は、40歳を過ぎた頃、思うところがあって税理士の勉強を始めました。現在54歳です。恥ずかしながら簿記論・財務諸表論に合格した後、税法科目で何年も不合格が続いていました。大学院に通えば免除認定が受けられるということも知っていました。しかし、以前は北海道に住んでおり、そもそも働きながら通える大学院が身近にありませんでした。
6年前に東京に転勤になりました。しばらくは税法科目の勉強を続けていました。ある日職場(私はとある生命保険会社に勤めています。税理士資格の取得を目指したのは、生保と税務がとても密接な関係にあるからです。)の同僚の一人が同じように税理士になろうと考えており、大学院に通っていることを知りました。「東京にはいろいろな大学院があるから調べてみたら。」とアドバイスされました。「なるほど!」と思い、一念発起して大学院を調べようと思ったわけです。「北海道のような田舎とは違うのだな〜。」と感じました(笑)。
LECのことは、もちろん資格取得の学校として知っていました。北海道にもありました。講義を受けたことはなかったのですが、模試は何度も受けたことがありました。弁護士や司法書士といった、法律系の資格の学校という印象です。そんなLECが会計大学院を経営しているということは、実は知らなかったのです。
資料を取り寄せて読んでみると、実に社会人が通いやすくプログラムされていることが分かりました。平日の授業の開始時間(19:30から始まります。)や、土日に集中的に授業が組まれています。場所的にも通いやすいところに校舎がありますので、直感的に「ここだ!」と決めていました。

通い始めてみると、とてもフレンドリーな雰囲気だということが分かりました。他の大学院に通ったことがありませんので、比較はできませんが、社会人の学生がほとんどだからでしょうか。私と同じ世代の方もいらっしゃいますし、もっと上の方もいらっしゃいます。大学院というと、もっと孤独で、横のつながりのないイメージだったのですが、私の期では交流が盛んです。先輩たちに飲み会の場をセッティングしていただいたこともあります。

授業も、実務家出身の先生が多いので、内容は無味乾燥なものではなく、仕事に役立つリアルなお話も聞けます。ITの科目や、英語の科目もあって、バラエティーに富んでいます。
実際に私は「英文会計」という授業を選択しています。多分この先、英語の会計を勉強することはないのではないかと思い履修しています。とても貴重な経験です。

さて最後に、本題といいますか、修士論文について書きます。私も現在まさに取り組んでいる最中ですので、大きなことは言えませんと前置きしておきます。
はっきり言って、大学院通学を検討されている方は、試験勉強を続けるか、2年間大学院に通って税法科目(もちろん会計科目の方もいるかと思います。)の免除を得るかを、いわば両天秤にかけて考えていると思います。そのお考え自体は間違っていません。
1年間、LEC会計大学院で学んで感じることですが、大学院での勉強は受験勉強とは全く別物だということです。当たり前だろとお叱りを受けるかもしれませんが、大学院は学問をする場です。租税法について、その本質を深く掘り下げて探求してゆくところです。税法2科目の免除認定を受けるためには、修士論文を書き上げて、それを国税庁に提出しなければなりません。この論文はあなたの探求の成果です。大学で卒論なりの長めの論文を書かれた経験のある方ならイメージが湧くかもしれません。しかし、そうでない方でも安心してください。LEC会計大学院の先生たちは論文指導のプロフェッショナルです。とても綿密な方法論が確立されています。しっかりと指導していただけます。ただし自主的な姿勢が常に求められます。疑問を持ち、調べ、結論を導き、論文を完成させるのは自分しかいないからです。

大学院を検討されている方にとっては、もちろん費用的な問題もあるでしょう。また、ご家族の協力も不可欠です。私の家族も、土日のほとんどが潰れる私のスケジュールに合わせて我慢してくれています。
税務、会計にまつわる勉強に集中的に取り組む2年間です。私は、これからの生活に必ず活かしていけると確信しています。皆様にとっても、二度とない貴重な経験となることでしょう。