LEC会計大学院 > 修士論文指導サポート体制

本会計大学院では、ますます高度化する会計・税務専門知識を縦横無尽に駆使できる論理的思考力を養成するために、修士論文の作成指導に力を入れています。多くの社会人院生の方々が、厳しい時間的制約の下でも計画的・効率的に高水準の論文を書き上げることができるよう、研究科が一体となってきめ細かいサポートを行っています。
演習指導委員会による集団指導体制 −質を高める、手厚いフォロー−
カリキュラムや方法論が優れていても、論文執筆の中核となるのはやはり教員との打々発止の議論です。
その環境を提供するため、演習指導やオフィスアワーを中心として、税法専門の指導教員に限らず、学位論文の作成・指導に実績がある教員陣が、担当領域を超えてチーム・ティーチングにあたっています。
マイルストーン管理 −着実に完成を目指せるシステム−
修士論文の執筆プロセスには、いくつかの段階があります。本会計大学院では、以下のようにその段階毎に到達目標・期限を定めたマイルストーン(里程標)を設定しています。2年間の在籍期間中、常にこのマイルストーンを目指して一つ一つクリアしていくことによって、各院生が論文完成というゴールへ最短距離で到達できるようコースがデザインされています。
体系的な論文執筆方法論 −基礎からしっかりトレーニング−
各マイルストーンを院生一人ひとりが着実にクリアできるように、主に1年次の演習指導では、修士論文執筆に必須のアカデミックな研究方法論(文献収集の方法・文献の読み方・先行研究のまとめ方・学術的な文章の書き方など)を、体系的に学びます。
一年次の論文指導の一例をご紹介(授業レジュメより)先行文献を使用する方法‐引用・パラフレーズ(言い換え)・要約
■論文を執筆するに当たって、先行文献の内容をそのまま自分のものとして利用すると「盗作」になります。難しい表現になりますが、これは「剽窃(ひょうせつ)」と呼ばれる行為です。研究論文を作成する上で最も注意するべきことです。さて、この剽窃を避けるためにはどのような方法を用いればよいのでしょうか。その方法としては、「引用」・「パラフレーズ(言い換え)」・「要約」の3つが挙げられます。
[1]引用
■先行文献の文章を変形せずに、そのまま自分の文章で使用する場合、原則、次の2つの方法があります。このどちらかを使って、引用部分と引用元を示します。
- 引用部分が比較的短い場合…使用する文章を「 」で括る。
- 引用部分が長くなる場合…本文を一旦改行し、一行空けて引用。引用が終わったら、また一行空けて本文を再開。
■でも、使いすぎには要注意!多用しすぎると、いかにも他人の文章からの「コピー&ペースト」という印象を読み手に与えてしまいます。
■そこで、この問題を避けるために、「パラフレーズ」や「要約」という方法を用います。
[2]パラフレーズ
■パラフレーズとは、他人の考えを「意味を変えずに文章の形を変えて表現し直す」ことです。「他人の言葉から自分の言葉への翻訳」と言ってもよいでしょう。
■図で示すと、以下のようなイメージになります。但し、「他人の考え(□)」をパラフレーズして形(文の構成、言い回し、語彙など)を変えても「他人の考え(◇)」であることには変わりありません。
■ここでは、剽窃に該当する悪い例のパターンと適切な例を比較しながら、剽窃を避けるにはどのようにパラフレーズをすればよいか説明します。
![]()
指導担当教員からのコメント

所得税法ゼミ担当
伊東 博之 教授
税理士/国税勤務経験有、元麻布税務署長
税法論文を完成させることは至難の業ですが、任せる勇気と情熱があれば充実した支援体制が実現させてくれます。

一年次演習指導担当
山本 宣明 准教授
高度な会計職業人に論理的な文章力は不可欠です。マイルストーン管理で高品質な文章力を身に付けて下さい。
論文指導を受けた院生の感想

